商品詳細
サイズ:全長:185mm
材質:18-8ステンレス
耐熱温度:-
電子レンジ対応:-
食器乾燥機対応:○
洗浄機:○
商品の特徴:DANの1番のこだわりは、“直線”と“曲線”にある。北欧家具のデザインを具現化して、ハンドル部分の表面を“平ら”に、テーブルにセッティングした際の裏面を“丸く”成形した。また、通常のカトラリーは、皿からハンドルのつなぎ目は滑らかな曲線で表現されるが、デザインのシャープさが損なわれてしまうため、DANはつなぎ目にくっきりと直線を表現し、コンテンポラリーなデザインを強調した。スプーンは日本人の使用を想定し、手にしたときや口に運んだときに違和感なく使えるよう皿の先が上がるようにカーブをきつく成形した。この工夫により、スプーンを口に運んだ際、あごのラインの角度が美しく見える。日本人の口に合うよう横幅が狭くなっている。それと同時に機械研磨が難しくなる。そこで登場するのが燕の職人技である。機械研磨で磨き切れない部分を先に手磨きで対応することで、この問題を解決した。次に、フォークは北欧伝統の壺型である。北欧の食事では、刺して使うだけでなく、フォークの皿に食材を乗せて食べることもあるため、フォークの皿がスプーンのように丸い形になっている。この伝統的な壺型フォークは、日本人にとってもすくい易い。フォークは通常4本の刃に分かれているため、立体に起こす際に、4本すべてが綺麗に揃うよう成形する。DANのフォークは、壺型のカーブに沿って成形する必要があるため職人技が光る。職人一人一人が永年の経験でフレキションプレスの力を加減し、適切な力を加えることで完成させる。最後に、ナイフは北欧伝統のナイフブレードで、刃先が短く、幅が広い。30年ほど前は、ヨーロッパ式の“顎”のあるナイフが当たり前だった。ナイフの顎とは、刃とハンドルの境目部分にある出っ張りである。現在の一般品は職人不足のために顎が失われてしまったが、DANは顎が残されている。DANの基本デザインを尊重し、刃先の形状を変えることなく、職人を育成しながら今日まで手磨きを続けてきた。また、DANのナイフは表側と裏側の形状が異なる。刃とハンドルのつなぎ目が、表側は直線状、裏側は曲線状となっている。研磨の際に力の加わり方を考え、各形状を壊さないよう気を配った。スプーンの壺とフォークの皿の輪郭が美しく整っている。
原産国:日本
メーカー型番:8898000